[2008年・第1回] 第1回の様子
平成20年10月21日(火)~26日(日)に行われた、2008オホーツク網走フィルムフェスティバルの様子です。
■プログラム
・映画(懐かシネマ)上映
・映画講座
・映画(懐かシネマ)ポスターと石井輝男監督作品
・映画交流会(レセプション)
・映画ロケ地めぐりバスツアー
■映画(懐かシネマ)上映
平成20年10月25日 9:45~18:30【博物館網走監獄内『教誨堂』】
《タイムテーブル》
・網走番外地 1)9:45~11:15 / 2)15:15~16:45
・網走番外地『望郷篇』 1)11:30~13:00 / 2)17:00~18:30
《上映作品紹介》
●網走番外地
死の脱獄に賭ける手錠のままの男たち。息つまる白銀の大アクションと男のメロディー!
高倉 健の人気を決定づけた大ヒットシリーズの第1弾。アクション作品に定評のある石井輝男監督が、長年温めてきた題材をついにスクリーンに叩きつけた傑作!!
・監督/脚本:石井輝男
・主演:高倉 健
(昭和40年4月公開 東映東京作品/92分)
●網走番外地『望郷篇』
俺の故郷汚す奴、消していこうか どうせ明日は網走づとめ!
網走から長崎に舞台を移して、高倉健が豪快アクションを繰り広げる痛快シリーズ第3弾。あの網走メロディーにのせて、南国を駆ける高倉健の姿が話題をさらった傑作!!
・監督/脚本:石井輝男
・主演:高倉 健
(昭和40年10月公開 東映東京作品/88分)
■映画講座
平成20年10月25日 13:40~15:00【博物館網走監獄内『教誨堂』】
映画とは、どのように作られ、どう人々の心に残るのでしょうか?"映画文化とは?"をキーワードに、映画の作り手、支えた人たちを通して『網走番外地』が生まれた背景を見つめ直し、映画のもつ力、楽しみ方についてお話を聞きました。
《内容》
・伊藤俊也監督を囲む映画講座、撮影エピソード、地元関係者との対談(パネルトーク)
《司会》
・山崎ひとみ(ボイス オブ オホーツク スカイ)
《パネリスト》※敬称省略
・伊藤俊也 映画監督。
・橋本新一 プロデューサー。東映(株)映像本部テレビ企画制作部所属。
・高橋貫一(株)タカハシ会長。
・西田昭久 ネットワーク網走「語り部の舘」副代表。
■映画(懐かシネマ)ポスターと石井輝男監督パネル展
平成20年10月21日~24日 9:00~17:00【網走支庁1階ロビー】
平成20年10月25日 【博物館網走監獄 物産館(売店)】
かつて網走は、5館の映画館があり、全盛期には人気映画が次々と上映され、賑わいを見せていました。そんな時代を懐かしみ振返るため、昭和中期の映画ポスターと、『網走番外地』シリーズの"石井輝男監督"の功績を称えて、作品パネルを展示しました。
《開催日時、会場》
・平成20年10月21日(火)~24日(金)9:00~17:00 網走支庁 1階ロビー
・平成20年10月25日(土)9:00~17:00 博物館網走監獄 物産館(売店)
《展示内容》
・昭和中期の映画ポスター(パネル)
《石井輝男作品リスト(パネル)》※抜粋
・『網走番外地』10作のポスター
・『網走番外地』第1作/望郷篇ポスターの写真
・『奇形人間』アメリカDVD
・石井プロ3部作海外版DVDちらし
・『ねじ式』ポスター
・『盲獣VS一寸法師』ポスター
・石井監督追悼記事集
・『地獄』ポスター
★オプション企画
■映画交流会(レセプション)
平成20年10月25日 19:00~21:00【モヒート】
映画ファンと映画関係者、地元関係者との相互交流を行いました。
《開催日時、会場》
・平成20年10月25日(土)19:00~21:00
・モヒート(網走市南3条西2丁目第2ツカサビル5階)
★オプション企画
■映画ロケ地めぐりバスツアー
平成20年10月26日 9:00~13:30【網走周辺地域】
オホーツク圏は、「網走番外地」をはじめ数々の映画の舞台に選ばれています。
そこで、地元関係者から撮影当時のエピソードなどを伺いながら、主なロケ地と「網走番外地」の故石井輝男監督のお墓を巡り、網走ゆかりの映画に対する理解をさらに深めるツアーとなりました。
《開催日時》
・平成20年10月26日(日)9:00~13:50
《会場》
・網走周辺地
※ロケ地:網走番外地、男はつらいよ、小ぎつねヘレンなど
《網走周辺でロケが行われた主な映画》
・「網走番外地」(1965年、石井輝男監督)
・「男はつらいよ 寅次郎忘れな草」(1973年、山田洋次監督)
・「幸福の黄色いハンカチ」(1977年、山田洋次監督)
・「夢」(1990年、黒澤 明監督)
※網走郡大空町(旧女満別町)
・「刑務所の中」(2002年、崔洋一監督)
・「子ぎつねヘレン」(2006年、河野圭太監督)
・「遠くの空へ消えた」(2007年、行定勲監督)